現代アート投資の教科書 徳光健治著
著者は現代アートをネット販売するタグボートの経営者です。コロナ禍での現代アート
市場の現状分析とこれからの予想について書かれています。
アート業界は前年費50パーセント割れが当たり前となり、持続化給付金を得ることで固
定費が少ないギャラリーは何とか生き延びることができている現状のようです。付け焼
刃で始めたオンライン販売も昨年夏以降すでに見向きもされなくなったそうです。
アートの民主化と大衆化により価格の透明性を持つネット販売がこれからの主流になり
そうです。アーティストは自分でプロデュースしてネット販売していく必要性を強調し
ています。画廊に頼らずにsnsを駆使して自分の作品を販売するようになると予想されます。