bouzan takami

書的田舎暮らし

みんなの現代アート

みんなの現代アート グレイソン・ペリー著 ミヤギフトシ訳

大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために

 

現代アートの領域は拡張された。アートの文脈があればデュシャンのように既製品の便器にサインするだけでそれがアートになるようになった。バンクシーは壁から剝がされた自分の作品をアートではないと否定した。誰でもアーティストになれるし、アートを作れるようになった。著者は現代アートはゴミのようなものでもアートになると主張している。

 

皮肉ぽい文章ですが、アート界で成功したアーティストとして、自分の経験からアドバイスしています。皮肉、嫌み、不真面目さで体を覆い、創造の源泉である繊細な体内組織を守る方法を書いています。

作品を作り続けるには、バスに乗ったら途中で簡単に下りてはいけないと述べています。keep onについて書かれた真面目な本です。

 

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ダムのある美術館