bouzan takami

書的田舎暮らし

イサム・ノグチの空間芸術

イサム・ノグチの空間芸術ー危機の時代のデザイン 松本裕美

 

現代美術の拡張をしたアーティストです。美術館の中に飾られるタブローではなく、大衆が集まる空間こそがパワーのあるアートであると主張した。それまでは庭園を造るのは職人の仕事と思われてきたがそれをアートとして認めさせた。

 

第二次世界大戦アメリカの日系人は収容所に送られた。イサム・ノグチは志願して収容所に入り日本庭園を造るプロジェクトに参加した。日本庭園は日本人のアイデンティティであり多くの人の集まる場所を作った。多くの人が集まり憩う場所こそが本当のアートであると考えるようになった。

 

美術館の中に飾る彫刻だけ制作していたなら、現代アートのなかで重要な位置を占めていなかったでしょう。空間芸術という新しい概念を作ったことで世界的な評価を受けていると思います。

 

 

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