bouzan takami

書的田舎暮らし

「グレート・ギャツビー」を追え

グレート・ギャツビー」を追え 村上春樹

 

原題はCamino Islandで翻訳者の村上春樹が「グレート・ギャツビー」を追えにしたのだと思います。プリンストン大学・ファイアストーン図書館からフィッツジェラルドの直筆原稿(長編小説5作)が強奪されて物語がはじまる。村上春樹にとってフィッツジェラルドは最も好きな作家の一人だし、プリンストン大学は身近な存在で楽しく翻訳したのだろうと思います。この小説の続編が出れば村上春樹の翻訳で読みたいです。

ジョン・グリシャムの「ザ・ファーム法律事務所」は小説も映画も見ました。社会性のある小説でしたが「グレートギャッツビー」を追えはエンターテイメント性のつよい作品です。小説を書くインテリの書店経営者と女流小説家の恋愛と古書の闇取引を絡めてハードボイルドな小説になっています。