bouzan takami

書的田舎暮らし

美術の経済

美術の経済 名画を生み出すお金の話 小川敦生著

ゴッホの絵は売れなくて、生活は弟のテオが援助していたと言われています。

本当はゴッホの絵は画壇でも注目を浴びていて、弟のテオは画商としてゴッホの才能を認めていて、作品が評価を受けて値段が上がるのを待っていた。ゴッホが亡くなった翌年にテオも亡くなったので作品が売れなかった。ゴッホとテオが生きていれば作品は高い値段で売れていたのではないかという美術史家の新関公子さんの説を紹介されています。

著者は日経アートの元編集長として多くの画商を取材して、画家にとって絵を売って生活を支えるだけでなく、新しい才能を見出す必要な存在としています。画商を投機ではなく投資家としてとらえています。

サザビーズやクリスティーズを始めとするオークションではネットでの入札が可能になり、ヤフーなどが運営するネットオークションにも多くの美術品が出品されるようになっていると述べています。この本を読んでアートを知るのに経済とインターネットオークションの知識が必要だと思いました。

アフターコロナのアートはネットが重要になるでしょう。