bouzan takami

書的田舎暮らし

和紙の里杉原

白い紙には神宿るといわれています。 古代より和紙は貴重品であり、神に供える神聖なものでした。鎌倉幕府の公文書は杉原の紙が指定されていました。日本有数の和紙の産地として栄えていましたが、明治に西洋の製紙技術が導入されてから徐々に衰退していきま…

アイデアを考える方法

思考地図 エマニュエル・トッド著 大野舞訳 著者はソ連崩壊を予測したことで有名です。この本は自分の思考方法を解説した本です。哲学は役に立たない。頭の中だけで考える思考を否定しています。 1・処理能力としての知性 例えばIQテストなどで測定できるも…

アーティストからサラリーマンになる

直島誕生 秋元雄史著 著者の経歴を見ると、現代アート作家として作品を制作しながら、アート関係のライターをしていた。公立美術館で招待出品をするようになっていたが、生活は不安定だった。 35歳のとき新聞の求人欄にベネッセが運営する美術館の学芸員の募…

植松永次展ー土と火 

兵庫陶芸美術館 植松永次展ー土と火 2020年12月12日~2021年2月21日 特別展ひょうごゆかりの古陶磁-丹波焼・三田焼・王地山焼展と同時開催されています。特別展では美術館所蔵作品でアレンジした「煎茶の道具立て」や「文房飾り」、「料理の卓飾り」を展示…

持たざる者が勝つ リープフロッグ

リープフロッグとは遅れていた国が先進国を飛び越えていくことです。 中国は固定電話網が発達していなかったのでデジタルが発展して、5Gでは世界の最先端の技術力を持っています。ガソリンスタンドの設置が遅れていたので、電気自動車が普及しています。イン…

買ってはいけないアート

教養としてのアート 投資としてのアート 徳光健治著 著者は現代アート販売のタグボートの経営者です。投資としてのアートの買い方が詳しく書かれています。 まず買ってはいけないアートとは。 1 価値の上がる仕組みのないところで、作品を買ってはいけない。…

「グレート・ギャツビー」を追え

「グレート・ギャツビー」を追え 村上春樹著 原題はCamino Islandで翻訳者の村上春樹が「グレート・ギャツビー」を追えにしたのだと思います。プリンストン大学・ファイアストーン図書館からフィッツジェラルドの直筆原稿(長編小説5作)が強奪されて物語が…

騙る

騙る 黒川博行著 帯びに「著者の十八番傑作美術ミステリー」と書いてあるように、美術系大学卒業で美術教師をしていた著者は美術の知識を持ったうえで、しっかりと取材をしているので贋作のリアリティがあります。骨董の世界は価値と値段を見極めるのは素人…

グレートコンジャンクション

木星と土星が重なるグレートコンジャンクションが2020年12月から始まります。地の時代から風の時代に変わり、これから大きな変化が起こるでしょう。コロナがその予兆のような気がします。 「新型コロナはアートをどう変えるか 宮津大輔著 光文社新書」をよみ…

オピーの評判と価値

ノルウエーの映画ヘッドハンターを見ました。 ヘッドハンターの主人公が転職依頼の顧客に、自分で応募した時点で価値がないという場面がありました。 その部屋にはオピーの絵が飾ってあり、それを指してなぜ白黒の単調な絵が25万ドルするのか、その理由は評…

美術の経済

美術の経済 名画を生み出すお金の話 小川敦生著 ゴッホの絵は売れなくて、生活は弟のテオが援助していたと言われています。 本当はゴッホの絵は画壇でも注目を浴びていて、弟のテオは画商としてゴッホの才能を認めていて、作品が評価を受けて値段が上がるの…

姫路文学館

姫路文学館 歌人岸上大作展 夭折した歌人岸上大作没後60年記念展が12月5日から3月21日まで開催されています。 安保闘争を詠んだ連作「意志表示」により学生歌人として高い評価を受けた矢先に失恋を理由に自ら命を絶った。青春の純粋な思いと喪失を短歌で表現…

美意識を磨く

美意識を磨く 山口桂著 クリスティーズの東洋美術部門の専門家によるアートの見方が書いてあります。 良いものを多く見る。これに尽きるようです。 著者は海外で厳しいオークションビジネスを経験して売れる作品を見つけています。 修業時代は作品を見て、夜…

兵庫陶芸美術館

兵庫陶芸美術館11月 兵庫陶芸美術館の通路に写真撮影のできる作品が置かれていたので撮影しました。 SNSに写真がアップされると情報が拡散されるので、撮影のできる美術館が増えているようです。森美術館は広告を出すより撮影許可をしてSNSで写真が話題にな…