bouzan takami

書的田舎暮らし

読書

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン著 菅靖彦訳 本当にやりたいことを見つける方法について書かれた本です。 著者は映画製作 脚本、小説、作曲と自分のやりたいことを追求しています。長い鍛錬をして技術や専門知識を修得し…

日本美術の冒険者 チャールズ・ラング・フリーアの生涯

日本美術の冒険者 チャールズ・ラング・フリーアの生涯 中野明著 チャールズ・ラング・フリーアはワシントンDCにあるフリーア美術館を作ったコレクターです。鉄道車両の製造で財産を築いて美術品の蒐集を始めた。ホイッスラーのコレクションが有名です。 西…

光をえがく人 一色さゆり

光をえがく人 一色さゆり著 光と影をテーマにした短編集です。光をえがくには影を上手に描く技量が必要です。この短編集の主人公は人間の影である懺悔、怒り、差別、政治の暴力をアートの力で乗り越えていきます。読後感は爽やかです。 アジアを舞台にしたア…

室町は今日もハードボイルド 日本中世のアナーキーな世界

室町は今日もハードボイルド 日本中世のアナーキーな世界 清水克行著 ハードボイルドな題名に興味を惹かれて本を買った。幕府にも朝廷にも実力がなく自分は自分で守るしかなかったアナーキーな時代。生きるためには何でもありの実力の世界です。 何でもあり…

短編回廊 アートから生まれた17の物語

短編回廊 アートから生まれた17の物語 ローレンス・ブロック編 アート作品を題材にした短編小説集です。ローレンス・ブロックがアイデアを出し、17人の小説家に依頼してできた短編集です。アート作品を見て作家が短編小説を書くアイデアはおもしろいと思いま…

美術は宗教を超えるか

美術は宗教を超えるか 宮下規久朗 佐藤優著 西洋美術のルールで現代アートの評価がされます。現代アートを理解しようとおもえば西洋美術史を学ぶ必要があります。西洋美術史は宗教の知識がないと理解しにくい。この本は美術史と宗教の専門家の対談形式で書か…

世界のなかで自分の役割を見つけること――最高のアートを描くための仕事の流儀

世界のなかで自分の役割を見つけること――最高のアートを描くための仕事の流儀 小松美羽著 出版社ダイヤモンド社 古代中国では目の呪力を強めるために呪飾を加えた、巫女たちが敵陣にたいして一斉に呪祝を行った。戦いが終わるとその巫女をとらえて伐り殺し、…

川端康成「魔界」の書

川端康成「魔界」の書 疋田寛吉著 著者は小学生になる前から筆を持ちなれていたが、書家について習ったことはなかった。正式に書を習いたいと思い川端康成に書家を紹介してほしいと頼んだところ、書家に習う必要はないといわれたそうです。 川端康成の書につ…

おじさんはどう生きるか

おじさんはどう生きるか 松任谷正隆著 人生100年時代をどう生きるか。その答えがこの本に書かれています。 仕事とユーモアと新しいものに興味を持つことが大事だと思いました。 松任谷正隆さんは若く見えます。70歳を過ぎていてもおじいさんでなくおじさんで…

永遠なれ魯山人  別冊太陽

永遠なれ魯山人 別冊太陽 監修山田和 魯山人の料理と器をメインに特集されています。 陶器は星岡茶寮で出される料理に使うために器をつくる。料理の材料は新鮮なものを使い、食材の各部位をすべて使い切る。実用のためのものです。虚飾の美を認めず、実質を…

アイデアを考える方法

思考地図 エマニュエル・トッド著 大野舞訳 著者はソ連崩壊を予測したことで有名です。この本は自分の思考方法を解説した本です。哲学は役に立たない。頭の中だけで考える思考を否定しています。 1・処理能力としての知性 例えばIQテストなどで測定できるも…

アーティストからサラリーマンになる

直島誕生 秋元雄史著 著者の経歴を見ると、現代アート作家として作品を制作しながら、アート関係のライターをしていた。公立美術館で招待出品をするようになっていたが、生活は不安定だった。 35歳のとき新聞の求人欄にベネッセが運営する美術館の学芸員の募…

持たざる者が勝つ リープフロッグ

リープフロッグとは遅れていた国が先進国を飛び越えていくことです。 中国は固定電話網が発達していなかったのでデジタルが発展して、5Gでは世界の最先端の技術力を持っています。ガソリンスタンドの設置が遅れていたので、電気自動車が普及しています。イン…

買ってはいけないアート

教養としてのアート 投資としてのアート 徳光健治著 著者は現代アート販売のタグボートの経営者です。投資としてのアートの買い方が詳しく書かれています。 まず買ってはいけないアートとは。 1 価値の上がる仕組みのないところで、作品を買ってはいけない。…

「グレート・ギャツビー」を追え

「グレート・ギャツビー」を追え 村上春樹著 原題はCamino Islandで翻訳者の村上春樹が「グレート・ギャツビー」を追えにしたのだと思います。プリンストン大学・ファイアストーン図書館からフィッツジェラルドの直筆原稿(長編小説5作)が強奪されて物語が…

騙る

騙る 黒川博行著 帯びに「著者の十八番傑作美術ミステリー」と書いてあるように、美術系大学卒業で美術教師をしていた著者は美術の知識を持ったうえで、しっかりと取材をしているので贋作のリアリティがあります。骨董の世界は価値と値段を見極めるのは素人…

グレートコンジャンクション

木星と土星が重なるグレートコンジャンクションが2020年12月から始まります。地の時代から風の時代に変わり、これから大きな変化が起こるでしょう。コロナがその予兆のような気がします。 「新型コロナはアートをどう変えるか 宮津大輔著 光文社新書」をよみ…

美術の経済

美術の経済 名画を生み出すお金の話 小川敦生著 ゴッホの絵は売れなくて、生活は弟のテオが援助していたと言われています。 本当はゴッホの絵は画壇でも注目を浴びていて、弟のテオは画商としてゴッホの才能を認めていて、作品が評価を受けて値段が上がるの…

美意識を磨く

美意識を磨く 山口桂著 クリスティーズの東洋美術部門の専門家によるアートの見方が書いてあります。 良いものを多く見る。これに尽きるようです。 著者は海外で厳しいオークションビジネスを経験して売れる作品を見つけています。 修業時代は作品を見て、夜…